阪技の環境 2023.02.20 たかさごSDGsカフェに登壇しました! #SDGs #働く環境 #女性活躍 たかさごSDGsカフェとは? きっかけは、令和4年5月にさかのぼります。SDGsで高砂市を活性化したい、というねらいで市役所が「つながるSDGs企画会議」を開催。 高砂市に本社を構える阪技も参加。市役所と企業7社の計18名が集まり、何ができるか、アイデアを出しました。そこで最終的に決定したのが、「SDGsカフェ」。高砂市の企業や有志の方がスピーカーとして話し、高砂市民の相互交流を促すことを目的に、スタートしました。 企業は、SDGsのテーマを元に、実施している取り組みを紹介する形に。阪技はその2回目として高砂市役所よりお声がけをいただき、登壇の運びとなりました。今回は、SDGsカフェの裏側をお伝えします!※SDGsカフェの詳細はこちら! 第2回SDGsカフェ 開催! 日時:令和5年1月27日(金)18:15~19:15場所:高砂市役所 会議室・ オンライン(Zoom)スケジュール:登壇企業(阪技)による発表 登壇者と参加者の意見交換会 会場とオンライン、合わせて20名以上が参加してくださいました。 阪技登壇を紹介するフライヤー 阪技がSDGsを通して伝えられることは? 砂市のイベントに登壇する際、阪技は何を伝えるべきか?高砂市という環境で阪技がSDGsを通して伝えられることは何か? 検討する中で、高砂市には工業・技術系の企業が多く、女性の活躍している企業が少ないことに辿り着きました。 一般的に女性が活躍しにくい、と言われる業界で女性が多く活躍する阪技にできること、それは「技術系の会社で男女問わず活躍できる理由」を伝えること! 上記をテーマに、SDGs達成目標の5番「ジェンダー平等を実現しよう」を軸とした発表を、当社の社員が行いました。 登壇者はキャリア入社の社員。一般的に男性の多い同業界の企業を経験したからこその第三者的な視点で、実体験を交えながら、当社の取り組みを紹介しました。 一筋縄ではいかない!女性活躍の変遷 阪技の女性活躍には、下記の4つのカギが関係しています。 社長の転機(価値観が変わるできごと) 社員の定着へ(教育) 業務の最適化・効率化 育児と仕事の両立 4つのカギにまつわる会社の歴史、社長の経験を紐解きながら女性活躍の変遷を紹介。実は、4つのカギを元に、社長が夢を描き、旗振り役として引っ張っていました。描いた夢を一つひとつ叶えてきた結果、女性活躍、そして会社の成長にもつながっていたんです!社長の入社当初、8人の設計会社でしたが、変革に伴い、現在では約30倍の従業員数にまで会社の規模も大きくなりました。 ここまで、いとも簡単に変化を起こせたように見えますが、実際には、女性活躍が顕著に表れるまで約20年かかりました。 「地道に努力を積み重ねてきたからこそ、大きな変化をもたらせた」変革における苦労と成果を参加者に伝えました。 4つのカギと会社の変遷を表したPPT 変革の裏側には、地道な努力が…! 登壇した社員は会社の変革を知っていく中で、感じていたことがあります。それは…「変化を起こすのは難しくなかったのか?」「実際に効果が出始めたのはいつ頃なのか?」「会社の成長の裏側にどんな苦労があったのか?」 登壇者が前職で変化を起こす難しさを目の当たりにした経験から、社長に疑問を投げかけた際のお話しをしました。変革の旗振り役となった社長がポイントとして挙げたのは、「変化の必要性を訴え続けること」「ロールモデルを作ること」。「変化を起こすことは難しい。だからこそ、その目的やメリットを辛抱強く伝え続け、協力者を増やすため、見本となる事例を1つ作って周りに波及させていった」変革における地道な努力と、熱い想いを伝えました。変革の裏側、とあって同様の悩みを抱える参加者が目の色を変えて聞いてくださいました。 意見交換会のはずが、参加者の悩み相談会に! 登壇後、意見交換会を実施。参加者からは下記のようなご感想をいただきました。 ・阪技さんがここまで取り組んでいるなんて知らなかった・社員7割が女性ということに驚いた・ひとづくりの魅力に共感した・社内の教育を熱心にされていることに感銘を受けた などなど… 阪技の多様な人材活躍の背景には、さまざまな取り組みがあることを知っていただけたようです。 参加者よりご感想をいただいた後、質問をお受けしました。 ・現在女性が多く活躍しているが、採用の応募段階から多いのか?・SDGsに否定的な会社はどのようにSDGsを進めるべきか?・女性活躍推進にあたって、社内の誰を、どのように巻き込むべきか? などなど… 気づけば、意見交換会のはずが、悩み相談会になっていました。どの企業さんも女性活躍における悩みは共通だと改めて感じられました。 当イベント開催後、当社社長の元に「そんなことまで取り組まれていたなんて!勉強させてください!」という嬉しい反響が多く寄せられました。 過去の取り組みや変革の裏側を共有することで、参加者が阪技の知られざる一面を知り、より関心を持っていただける機会となりました。